2011年5月22日日曜日

運命の人はいる?

「ターニングポイントになる出会い」こそが運命の人





自分の心を強く拘束する恋人を運命の人と考えるのはロマンティックで楽しい。仮に失恋しても、そう考えると心の隅でイメージしている「感情をコントロールできないダメな自分」を受け入れやすい。
しかし、運命と定めたことが迎える人生の転機、分かれ道に立ったとき、その実際は、あなたの日常の積み重ねによってたどり着いたことなのです。

「運命」とは、意志の力を超えた天の仕業を意味します。はたしてそれが本当かどうかを考えるよりもっと確かなことがあります。つまり自分が無意識に綴った運命脚本か、偶然の積み重ねなのです。「自分が無意識に綴った運命脚本」と言うと信じない方もいるでしょう。

では、偶然の積み重ねはあるのでしょうか?いくつもの偶然があったとしても自分の意志が働いているのです。
自分の意志の見極めは、とても困難です。人は自身の潜在意識に従って故意にミスすることもありますが、それを故意だと認識することは困難です。なぜこうなったのか?と振り返ったときに、自己否定感が働いていることが少なくありません。結局、自分の生き方を自分はだませないのです。

もし、運命の人と呼ぶなら、それ以前に自分のことをしっかりう認識しておくことが前提で、自分が自分に率直、誠実に生きていないと人が運命の人と出会うことはありえないのです。

さらに言うなら、出会いがないという人がいますが、その本当はネガティブな感情に支配されて自分を上手にコントロールできない人だといえます。自分が妨げていないかよく反省してほしいのです。(反省とは自分を責めることではありません)
自分の行動半径が小さい。半径が小さいのは、情熱、目的や目標、趣味なども影響しています。

生きているといろんなことがあります。自分を発展的に変えるターニングポイントになる出会いもあります。「ターニングポイントになる出会い」こそ、相手が異性、同性を問わず運命の人だと思います。つまりじぶん次第です。

それにしても、悲しみから喜びを発見する人もいれば、幸運から憎しみだけを見出す人もいます。何をどう感じるか、何を見つけるかは、その人次第なのです。自分が育つ物の見方、解釈ができるのも、その人の力量なのです。「運命の人」の定義付けも人によって違います。

一生懸命に生きることを磁場にして、行動半径を広げ、自分の魅力を育み、運命脚本をポジティブなものに書き換え、瞬発力を高めると、運命と運命の人を引き寄せる磁力になります。生への情熱と目的を持って、120%の力で生き抜きましょう。